3/20(水)
報告者:副理事長
映画「普通に生きる」を観た感想
宇都宮市の「ひばりクリニック」主催
映画「普通に生きる」を観てきました。
3月20日(水) 午後1:30~4:45 宇都宮美術館にて
写真は上映後のひばりクリニックの院長 高橋昭彦先生と
マザーバードの貞末麻哉子さんとのトークショーの様子です。
以下 理事長と副理事長の感想です。
理事長
自分たちが「こうなったらいい」という希望を行動で形にしていく力強さに とても共感しました。
「自分たちにとって住み良い社会にする為に、こんなに頑張っている人たちがここにも居る」
という事実はとても私たちの励みになりました。
そして素晴らしいみんなの笑顔が良かったです。
副理事長
障がいのある人を「自立」させるために訓練や学習がある。
訓練や学習を怠ると依存して自立にならない。と教わった。訓練・学習の意義は十分に理解している。
でも本当にそれが自立なのだろうか?と思った。
この映画の中で、「3人きょうだいのうち一番目に自立するのはお姉さんだ」と言った
障がいのある姉を持った女性の言葉。
「自立とは誰にも世話にならないことじゃなく、世話になりながらも、自分の人生を生きられること。」と言う施設長の言葉。
同じ「自立」でも教わったことと、映画の中のこととは意味がまったく違う。
自分の中に家族へ依存してしまう「心の弱さ」を私は抱えている。
自立できない 大人になりきれない自分がいる。それでもいいと映画を観て思えた。
だから私の隣にいる人にこう言おう
「自立自立とがんばらないで。誰の世話にもならないとがんばらないで。
助け合いながら一緒に生きよう」